本日は、11月最後の、薬草リトリート。
はるばる大阪から…ありがとうございます。
お天道様もちゃんと見ていてくれて、
野を歩いていたら、すぐ近くの畑の方とふと話すようになり、掘り立てのお大根や色々な葉物をいただいたり、
私たちの野草散策が終わるぎりぎりまで雨をふらさずにいてくれました。
途中、マキの実をみつけておやつ代わりにしたり。
飾りましょうと、野茨の実をとり、
食用にはできないけれども、美しい青葛藤や雀瓜をリース用に、、
お化粧クリームにしましょ、と、ヘクソカズラをとったり、、
童心、ひたすらに童心。
ああ、楽し。
そして、本日のメニュは、ええ、とても滋味深く。
○ 摘みたてのよもぎと月桃の塩麹茹鷄 / 練胡麻と自家製醤油麹と犬芥子の花と
○ 塩麹茹鷄で作る、たっぷり薬草の滋味スープ /野蒜、花咲き種漬花、犬芥子、芹、三つ葉
○ お櫃ご飯 / 無農薬玄米と赤黒の古代米、少しむかごも
○ 大きな蕪とツワブキの花、三つ葉の鰹節和え
○ 枇杷の葉で蒸篭蒸し /芹、栗南瓜、三つ葉、紫大根、人参、蕪
○ いただいたばかりのレタスに、色々な秋の薬草花 /ツルソバ、ヨメナ、姫女苑、石蕗、蒲公英。醤油麹とよもぎオイルのドレッシングで
○ アペリティフには、薬草と無農薬果実の銀河シロップ / ヨメナの花びら、石蕗の花びら、真っ赤なガマズミとサネカズラも浮かべてお出ししました。
今回のこの銀河シロップには、たっぷりの山葡萄、葡萄蔓、桑の実、ガマズミ。種々の薬草。無農薬の完熟かぼす、祖父の作る柚子に青なつみかん、ハーブには満開のレモンマリーゴールド。
デザートタイムには、よもぎチャイと、色々なジャムを楽しみながら。
銀木犀、金木犀、ガマズミ・はまなす・柘榴のジャム、エビヅルのシロップ。
ああ、美味しい・・沁みる・・・と二人で何度も言い合いながら。
なぜでしょう、こういう食事は本当に肚の底から私たちを安心させてくれます。
心がつらいとき
心が忙しいとき
すでにいっぱいいっぱいの心からアプローチするのではなくて
まずは細胞ひとつひとつ、からだから整えてあげる。
食べるもの、噛むこと。うごくこと。呼吸すること、すっと背筋を伸ばして胸をひらくこと。
きちんと眠ること、心地よいものだけ触れること。
それって、とてもとても大切な自分への優しさな気がするのです。